プリザーブドフラワーアレンジメントの基礎用語

用語
アートフラワー
アーティフィシャルフラワー
アイランドモス
アウトライン
アシンメトリー
アレンジ
アレンジメント
異素材
一輪咲き
ウェディングブーケ
枝もの
オーナメント
オールドローズ
オールラウンド
おしべ
ガーランド
開花
開花ステージ
花器
花材
花芯
花托
カップ咲き
花弁
キャスケードブーケ
キャンドルアレンジメント
吸水性フォーム
グラデーション
クラフトバサミ
グリーン
グルー
グルーガン
グルーピング
クロスメソッド
剣弁咲き
コサージュ
小花
コントラスト
コンポート
差し色
サハラ
サブ花材
サムシングフォー
サムシングブルー
三方見
地金ワイヤー
色相
子房
四方見
地巻ワイヤー
シンメトリー
ステム
スパイラル
スパニッシュモス
スプレー咲き
スワッグ
生花
生花用接着剤
セキュアリングメソッド
セック
造花
耐水性テープ
チキンネット
ツイスティングメソッド
蔦もの
テーピング
テール
ドーム型
トーン
トピアリー
ドライ
投げ入れ
ハサミ
裸ワイヤー
バッグブーケ
花留め
花バサミ
半剣弁咲き
ハンドル
ピアスメソッド
ひと重咲き
平咲き
フィラフラワー
ブーケ
ブーケホルダー
フェザーリング
フックメソッド
ブートニア
フレッシュフラワー
フローラルテープ
ヘアピンメソッド
ポンポン咲き
マスフラワー
マム
実もの
メイン花材
めしべ
メリア
面取り
モス
モダンローズ
木工ボンド
八重咲き
Uピン
葉脈
ラインフラワー
ラウンド
ラウンドブーケ
ルーピング
ループリボン
ロゼット咲き
ワイヤー
ワイヤリング

あ行|プリザーブドフラワー基礎用語

  • 本物の花を模倣して作られた、長持ちする人工の花のことです。シルク、プラスチック、ポリエステルなどの様々な合成素材で作られ、本物の花の色合い、形状、質感のほか、実や葉、茎を再現するようにデザインされています。プリザーブドフラワーを組み合わせて使われることもあります。アーティフィシャルフラワーとも呼ばれています。
  • 本物の花を模倣して作られた、長持ちする人工の花のことです。シルク、プラスチック、ポリエステルなどの様々な合成素材で作られ、本物の花の色合い、形状、質感のほか、実や葉、茎を再現するようにデザインされています。プリザーブドフラワーを組み合わせて使われることもあります。アートフラワーとも呼ばれています。
  • ソフトなゴムのような弾力のモコモコした北欧産苔のプリザーブドです。 メーカーごとにいろいろな国の名前がついていますが、色や細かさなどに多少の違いがある程度で、いずれも殆ど同じものになります。
  • =ノルディックモス、フィンランドモス
  • 外径や輪郭のこと。アレンジやブーケでは、1番外側の花材で形作られているラインのことです。アレンジをする時に最初にアウトラインを作ることで美しい作品が仕上がります。
  • 左右非対称のこと。左右が揃っていない状態のことを指します。アシンメトリーな作品は、動きが出てナチュラルな作品に仕上がります。↔︎シンメトリー
  • 配置すること。フラワーデザインでは、花を器やカゴに飾ることを言います。
  • アレンジメントの略称。作った作品のことを指します。
  • 配置のこと。
  • ブーケやコサージュ以外の花の作品を指します。
  • 花材以外の素材のこと。リボン、布、羽、ビーズ、オーナメントなどがあります。
  • 1本の茎に、1輪の花が付いた咲き方をする花。また、その状態のこと。
  • 結婚式用ブーケのこと。さまざまな形があり、それぞれに呼称がかわります。ブライダルブーケ。
  • 樹木の枝。アレンジ用に枝の部分のみをカットしてあるものです。
  • プリザーブド素材のものも流通しています。
  • 飾り。装飾品のこと。デザインを引き立てる目的で花と共にアレンジに加える小物のこと。
  • ヨーロッパを中心に古くから栽培されていたバラ。原種ではありません。
  • ロゼッタ咲き、カップ先の丸い形が特徴です。
  • プリザーブドフラワーのオールローズは主にカップ咲きのバラのことを指す場合があります。
  • アレンジの手法の一つ。四方見のこと。
  • 真上からみると円、側面からみるとドーム型(半円形)になっているアレンジスタイルです。オールラウンド(四方見)で、どこからみてもお花が入っている状態です。
  • おしべ(雄蕊)とは、種子植物の花の雄性の生殖器官です。花の中心部にあり、細長い柱状の構造をしています。柄状の花糸と、その先端にある葯(やく)から構成されています。葯の中に花粉を形成し、先端では花粉が作られて他の花に受け渡されます。

か行|プリザーブドフラワー基礎用語

  • 花や葉を組んで長く繋いだもの。
  • プリザーブドフラワーのローズを、満開に開くように加工すること。通常のプリザーブドフラワーのバラは開く前の状態で加工され流通しているため、開花することで華やかなバラになります。
  • 開花する道具。熱を常時グルーにあてることで硬化を防ぎ、ゆっくりと美しい開花を行うための装置です。
  • 花をいける器のこと。花瓶、花入れ、フラワーベースとも言います。
  • 植物素材の総称です。もとが植物のもの以外は資材と呼ばれます。
  • 花の中心部分
  • 花托(かたく)花弁や雌しべ、雄しべなどを支えている部分のこと。別名:花床(かしょう)
  • カップのように丸く咲く花形のこと。
  • 花びらのこと。
  • 花の種類によっては、おしべやガクが変化して花弁のように見えるものがあります。
  • 小さな滝という意味のブーケ。
  • 流れるようなラインを描く、華やかなスタイルのブーケです。
  • 花のデザインにキャンドルを加えて構成するアレンジメントの総称。
  • 水を含ませて使う、生花用の花留めの資材。
  • オアシス(オアシス社)やフローラルフォーム、吸水性スポンジとも呼ばれています。
  • 段階的に変化する様子。
  • 紙やひも、布などを切る工作用のはさみです。デザインばさみとも呼ばれ、普通のはさみよりも先端が尖っているため、直角やカーブもきれいに切ることができます。
  • 葉ものの総称
  • 樹脂でできた接着剤。スティック状になっているグルースティックを、グルーガンで溶かして使います。接着力が強く、プリザーブドフラワーには最適な接着剤。高温グルーは透明度が高く近年多く使われるようになりました。
  • グルーを熱で押し出す道具。
  • 同じ種類や色の花材をグループにして魅せること。それぞれの花材の印象が強くなり、存在感を増すことができます。
  • ワイヤリングメソッドの一種。ガクや茎などにワイヤーを十文字にかけるメソッドです。
  • バラの咲き方の一種。花弁の先が尖っている咲き方です。花びらが外側に反り返るように咲くため、「剣弁」と呼ばれています。
  • 地表や岩の上などに広がる植物の総称です。正式には、生物の分類上「コケ植物門」に属するものを指します。プリザーブドフラワーのアレンジメントに用いる際には「モス」の呼び方でも親しまれています。サハラをはじめとした土台を隠すカバー材として使うことも多いことが特徴です。
  • 地表や岩の上などに広がる植物の総称です。正式には、生物の分類上「コケ植物門」に属するものを指します。プリザーブドフラワーのアレンジメントに用いる際には「モス」の呼び方でも親しまれています。サハラをはじめとした土台を隠すカバー材として使うことも多いことが特徴です。
  • ドレスや衣服に着ける花飾りのことです。胸元や襟元を飾ることが多いです。コサージとも呼ばれています。
  • 1本の花茎に複数の花がつく、個々の花のこと。
  • 明暗や鮮やかさの差を指します。
  • 脚付きの器、花器のこと。

さ行|プリザーブドフラワー基礎用語

  • アクセントカラーのこと。差し色を少し加えることで、全体が締まって見える効果があります。
  • プリザーブド用花留めの役割を持っているアレンジメント用のフォームです。固さよってセックとも言います。 サハラ、セックはウレタン素材で熱に強いので、加熱した接着剤を使用するプリザーブドアレンジメントに最適です。
  • アレンジメントを構成する、脇役として活躍する花材のこと。
  • 結婚式で花嫁が身に着ける4つのアイテムのことで、英語で「4つの何か」という意味です。イギリスの伝承童話「マザーグース」の一節に由来しています。結婚式当日に、何か古いもの、何か新しいもの、何か借りたもの、何か青いものを身につけると、幸せな結婚生活を送れると言われています
  • サムシングブルーとは、結婚式で花嫁が何か青いものを身につけるというヨーロッパのおまじないです。青は聖母マリアを象徴する色とされ、花嫁の清らかさと誠実な愛情という意味が込められています。基本的には、見えない場所にそっと身につけるものとされています
  • 三方見(さんほうみ)正面と左右の3方向から見るアレンジです。壁際などの後ろからアレンジを見ない場所に飾る用のアレンジメントです。
  • =裸ワイヤー
  • 色相(しきそう)とは、色を表す要素の1つで、赤、青、緑などといった色合い、色味のことです。色相は、色の三属性(色相・明度・彩度)の一つです。
  • 子房は、花の中で種を作る部分です。この中には小さな種ができて、やがて新しい植物になります。花のおしべからの粉(花粉)が子房に届くと、種ができるようになります。
  • 四方見(しほうみ)前後左右どの方向から見ても鑑賞できるアレンジメントのスタイルです。テーブルアレンジなどに適しています。
  • 裸ワイヤーにあらかじめ、緑色や白、茶色のフローラルテープが巻いてあるワイヤーのことです。
  • 左右対称のことです。シンメトリーのアレンジメントは安定感が出ます。
  • 1つのアレンジを中央で二分した左右が同じアレンジメントのこと。
  • 同じアレンジをシンメトリーに作り2つ並べて飾ることもあります。
  • =茎
  • 植物の茎の部分のこと。プリザーブドフラワーはステムがないため、ワイヤリングした茎の部分を「ステム」を呼びます。
  • コンポートのなど台座のある器の脚をのこと。
  • 「らせん」を意味します。
  • 中心の花の周りに、1本ずつ斜めに茎足していき、らせんを描くように束ねる技法のこと。
  • スパイラルブーケ
  • 細長い、アメリカ~中南米産のモスです。チランジアというエアプランツの仲間で、正確には苔ではありません。
  • 枝分かれした茎の先に、たくさんの花がつく咲き方
  • ドイツ語で「壁飾り」を意味する言葉で、花や葉、実などの植物を束ねて壁にかける飾りのこと。
  • スワッグは上下(持ち手の位置)の決まりなく、自由にインテリアとして飾れるものです。対して、ブーケや花束は基本的に持ち手を下にして手に持つものをいいます。
  • =フレッシュフラワー
  • ↔︎造花
  • 切り花や鉢物を含めた、自然の生きている花のこと。
  • 生花を止める時に使う接着剤。
  • アクアグルーという商品が、生花・ドライフラワー・プリザーブドフラワーなどに汎用的に使える接着剤です。
  • ワイヤリングメソッドの一種。
  • 蔦状の長い葉もの全体にワイヤーを絡めていきます。蔦を好きなシルエットにアレンジすることができます。
  • #28字巻ワイヤー(葉ものの色合いに合わせたもの)で行います。
  • フランスで「乾いた」、英語で「Dry」に相当する言葉。
  • ウレタン樹脂製のフォームで、経年劣化が極めて少ないのが特徴。ドライフラワーやプリザーブドフラワーのアレンジメントにも適した硬さで、粉が出にくく、熱を帯びた接着剤を使用しても溶ける心配がありません。
  • リース用のセック、球体用セック、円錐用セックなど作りたい形によってさまざまな種類が流通しています。
  • =アートフラワー
  • =アーティフィシャルフラワー

た行|プリザーブドフラワー基礎用語

  • 防水加工が施された粘着テープ。粘着力が強いけれど、のりの後が残りにくいのが特徴。
  • ガラスや陶器などにも付きやすいため、ワイヤーやスポンジを器に固定する時に使用します。
  • ワイヤーを編んだネット。鶏小屋の金網に使われるアイテムで、ホームセンターでも販売されています。
  • 大輪の花、実物、多い花材などの重みがある花材で壁かけやリースをあしらう時に補強として使用します。
  • 投げ入れの際の花留めにも使用します。
  • ワイヤリングメソッドの一種。
  • 小さな花や葉をまとめる時にワイヤーを1箇所に巻き付けるメソッド。
  • 巻き付けるため滑りにくい地巻ワイヤーを使うと巻きやすいです。慣れてきたら裸ワイヤーでも。
  • 茎がしなやかで、垂れ下がったり横に這ったり巻きついたりして成長する植物。
  • プリザーブドリーフでは、アイビーやワイヤープランツが流通しています。
  • ワイヤリングステムにフローラルテープを巻いて、より茎っぽく見せるテクニック。
  • ナチュラルに見せる効果のほか、崩れやすいプリザーブド花材の補強にも。
  • リボンの垂れる部分。直訳するとしっぽで、バランスによって印象が大きく変わります。
  • =オールラウンド
  • 真上からのアウトラインは円形、横からのアウトラインは半球型に見えるアレンジメントスタイル。
  • 色の三属性である「色相」「明度」「彩度」の内、「明度」と「彩度」を複合した概念で、色の調子(色調)とも呼ばれます。
  • 明度と彩度の両方を高くした「ブライトトーン」や「ビビッドトーン」は明るくポップな印象で、子供向けのデザインなどに最適です。
  • 植木を刈り込んで、造形を整えたもの。フラワーデザインでは、トピアリーをもして作った形のアレンジを指します。
  • 植物を乾燥させたものの総称。特にフラワーデザインにおいてはドライフラワーのことを「ドライ」と略して呼びます。

な行|プリザーブドフラワー基礎用語

  • 吸水性フォームなどの花留めを使わず、花器に直接花を入れてアレンジしていく方法を「投げ入れ」と呼びます。

は行|プリザーブドフラワー基礎用語

  • 花材やワイヤーを切る道具のこと。
  • =花バサミ =クラフトバサミ
  • 鉄に亜鉛メッキを施したシルバーのワイヤー。
  • =地金ワイヤー
  • ハンドバッグのように持ち手がついたブーケ。
  • プリザーブドフラワーの特性が活かせるブーケのスタイルの一つです。
  • 器に花を固定させるためのテクニックや道具のこと。
  • 生花では吸水性フォームや剣山を用いることが多い。
  • プリザーブドフラワーではサハラ(ドライ用スポンジ)を用いることが多い。
  • 花材を効率よく切れるように設計された、花専用のハサミのこと。
  • 花びらが外側に反り返ってやや尖った形をしているバラの花びらの形です。剣弁ほど鋭く尖っていないものの、花弁のシャープさは和らぎ、やや丸みがあります。モダンローズに多い花びらの形です。
  • ブーケの持ち手のこと。
  • ワイヤリングの技法の一つ。
  • 突き通すという意味で、ガクや茎などにワイヤーを1本横に通すメソッド。
  • 花首が重くない花や、ワイヤーを指す場所が限られている小さい花や繊細な花向き。
  • ワイヤリングの技法の一つ。
  • 突き通すという意味で、ガクや茎などにワイヤーを1本横に通すメソッド。
  • 花首が重くない花や、ワイヤーを指す場所が限られている小さい花や繊細な花向き。
  • 花びらが重なり合っていない状態のことです。園芸用語で、単弁咲きとも呼ばれます。
  • 一重咲きの花びらの枚数は、花弁の基本数に近い数です。双子葉類では4~5枚、単子葉類では3枚が基本数で、その倍数も含まれます。
  • バラの平咲きとは、横から見たときに花の形が平たくなっている咲き方です。花びらの形が違う場合、「丸弁平咲き」「剣弁平咲き」「半剣弁平咲き」など、咲き方の前に花びらの形を付けて呼ばれます。
  • 1つの茎から枝分かれして細かい花が咲く花のことです。花と花の空間を埋めたり、フラワーアレンジメントの立体感を作ったり、デザインに柔らかさを出したり、花の色合いを柔らかくしたりします。
  • かすみ草、スターチス、ホワイトレースフラワー、スプレーバラ、アルストロメリア、スプレーストック、スプレーカーネーション、トルコキキョウなど。
  • ブーケ(bouquet)はフランス語で「花束」を意味します。日本では、茎を長く残した切り花を束ねたものを「花束」、茎を短めにして丸いフォルムに束ねたものを「ブーケ」と呼ぶことが一般的です。
  • 花を挿していく土台にスポンジが付いたものです。スポンジには、生花用の吸水性スポンジやドライフラワーや造花向けのスポンジがあります。また、土台にはまっすぐ上を向くタイプと少し斜めに角度が付いたタイプがあります。
  • ワイヤリングメソッドの一つ。
  • 大輪の花の花びらを小分けにするテクニック。プリザーブドフラワーでは主にカーネーションで行うことが多いテクニックです。
  • 花びらの数が少なく、大きくてくっきりとした特徴的な形の花を指します。1輪でも存在感のある個性的な花のこと。
  • カトレアやユリ、カラー、チューリップ、コチョウランなど
  • ワイヤリングメソッドの一つ。
  • ワイヤーの先をカギ状に曲げて、花に引っ掛けて行うワイヤリングの手法。
  • 花芯に厚みのある平たい花や筒状に咲く花向き。サイズが大きい場合は2本のフックをかけましょう。
  • 結婚式で新郎の左胸に飾る小さな花の装飾です。フランス語で「ボタン穴」を意味し、本来はジャケットの襟にあるボタン穴にブートニアを通してつけるものです。近年は胸ポケットに入れたり、ピンで留めたりする方法も主流になってきています。
  • =生花
  • ↔︎造花
  • 切り花や鉢物を含めた、自然の生きている花のこと。
  • 花のアレンジメントをする際に使用するテープです。ステムテープやフローラテープ、フラワーテープとも呼ばれます。
  • フローラルテープは、伸縮性に富み、柔らかく、しなやかです。マスキングテープやセロハンテープなどと比べると粘着力が高いのが特徴で、茎を補強したりワイヤーをまとめて固定したりする際に役立ちます。
  • ワイヤリングメソッドの一つ。
  • 枝分かれがなく、面が広い葉の葉脈にワイヤーを通してワイヤリングを行う手法。
  • 葉で動きをつけたい時にも便利。面から目立たないように小さく通しましょう。
  • ワイヤーを折り曲げたり、サハラに挿しにくい場合に使用する工具。
  • 精密用バネ付きのものが使いやすくておすすめ。
  • 苞(ほう)
  • 花を包んでいる保護葉のこと。苞は、ガクに似ていますが、ガクは花冠を支える役を担います。
  • 苞は、開いて中から花や葉や枝がのびでると、落ちるものが多いです。なかにはポインセチアの赤くなる苞や、ハナミズキやカラーなど、花のように見える美しいものがあります。
  • 八重の細かい花びらが集まって、まん丸い固まりになった形を言います。ポンポン咲きは、和風にも洋風にも合わせやすく、幅広いシーンで使用できます。
  • ポンポン咲きに似た名前にポンポンマムがありますが、ポンポンマムはアメリカでポンポン咲きに品種改良された洋菊を指し、ピンポンマムはオランダで品種改良された洋菊という説が一番有力です。

ま行|プリザーブドフラワー基礎用語

  • 花びらが集まって塊になっている花で、丸い形状の花のこと。1輪で十分存在感とボリュームのある花で、アレンジの中心になるポイントフラワーに向いています。
  • バラ、カーネーション、ダリアなどがマスフラワーに含まれます。
  • =菊
  • 輪菊と小菊(白、黄色、赤の一般的なお供えの菊)を除く洋菊が含まれます。形状ごとにスプレーマム、ピンポンマムなどそれぞれの名称で呼ばれます。
  • 種子や果実など、実を付けた状態の花材のこと。
  • アレンジを構成する時に主役となる花。
  • 種子植物の花にある雌性生殖器官です。花の中心にある葉の変形したもので、柱頭、花柱、子房の3つの部分からできています。
  • 花びらや葉を重ねて大輪の花を作る技法です。椿(camellia)が語源と言われています。
  • メリアは、ブライダルの際に見かけることがあります。花びらにテクニックを加えて大輪にします。生花でもできますが、プリザーブドフラワーの方が比較的簡単に作ることができます。
  • メリアは、花びら一枚一枚を使って作るため保水ができず、生花の場合は作ったその瞬間だけしか状態を維持することができません。
  • 花を差しやすいようにセックやフォームの角をカットして面にすることです。面取りを行うことで、花を挿せる場所が増え、アレンジメントがしやすくなります。
  • =苔
  • アイランドモス、スパニッシュモスの種類が主流です。
  • 1867年にフランスの育種家ジャン=バプティスト・ギョー(Jean-Baptiste Guillot)によって作出されたハイブリッド・ティー(HT)の「ラ・フランス」以降に誕生したバラの総称。
  • 現在お花屋さんで見られる切り花のほとんどがモダンローズです。
  • 酢酸ビニル樹脂を成分とする水性系接着剤。
  • 木工用ボンドは、アーティフィシャルフラワー、プリザーブドフラワー、ドライフラワーなどをアレンジフォームと接着するのに適しています。乾くと透明になります。

や行|プリザーブドフラワー基礎用語

  • 花びらが重なって咲く花の咲き方です。花びらが多く、華やかでボリュームがある華です。
  • ワイヤーをU字形に曲げたもの。モスなどをフォームに固定する時に多様します。
  • モスの色と同じ地巻ワイヤーや、端材のワイヤーの有効活用にもなります。
  • 葉にみられる維管束のすじです。葉の表面に筋として見える構造で、茎の維管束につながっています。

ら行|プリザーブドフラワー基礎用語

  • 1本の茎に何輪もの花が並んで咲く直線的な花のことです。
  • ラインフラワーは、ラウンド、ファン、トライアングルなど基本的な形の花をアレンジする際に、デザインの形の輪郭を形作るために使用されます。また、直線的なラインを強調したフラワーアレンジメントを作りたい場合にも使用されます。
  • ストック、デルフィニウム、グラジオラス、ブルースター、ベロニカなどがあります。
  • ラウンドアレンジメント。四方見の代表的な形。
  • ラウンド型は、どの方向から見ても同じになるように生ける方法です。同じ長さに揃えた花を、器を回しながら挿していくだけなのでとっても簡単です。こんもり丸いシルエットになるように意識します。
  • ラウンド型は、個人用のギフトに向いています。
  • 正面から見ると丸い球形に見えるようにドーム型に花を揃えたブーケです。小花を使用して丸い形に仕上げており、愛らしい雰囲気があります。
  • ラウンドブーケは、ブーケのデザインの中では最もオーソドックスで人気があります。選ぶ花の種類や大きさなどで雰囲気を変えることができるため、どんなドレスにも合わせやすいのが特徴です。スタイリッシュ、ロマンティック、モダン、清楚、クラシックなど、様々なイメージを演出することが可能です。
  • ワイヤリングメソッドの一つ。
  • 筒状や管状のプリザーブドフラワーに施す技法。
  • ワイヤーをU字にして花の上から差し込みます。引っかかりやすいように、U字を少し曲げる場合も。
  • 花のようにループを幾重にも重ねたリボンの形。
  • 花びらが中心から放射状に伸びる咲き方です。外側から内側に行くほど花びらが小さくなり、横から見ると平たく見えます。
  • ロゼット咲きは、オールドローズやイングリッシュ・ローズに多く見られる咲き方で、花びらの枚数が多いので華やかな印象です。

わ行|プリザーブドフラワー基礎用語

  • 針金のこと。花を固定したり、茎を補強したりするときに使います。
  • ワイヤーには、銀色のままの「裸(はだか)ワイヤー」と、裸ワイヤーに紙が巻かれた「地巻き(じまき)ワイヤー」があります。地巻きワイヤーにはグリーン・ブラウン・ホワイトなどの色があり、デザインにあわせて使い分けられます。
  • ワイヤーの太さは#24・#22などと表し、数字が大きくなるほど細いワイヤーになります。ドライフラワーであれば、頭が重い物は#24、軽いものは#26、折れやすくて繊細な物は#28で一度補強してからもう少し太いワイヤーを巻くと良いです。ワイヤリングをした後に、花の重みでワイヤーがグニャっと曲がらなければOKです。
  • プリザーブドフラワーには茎があまりないため、ワイヤーを刺して茎を作ってからアレンジする作業をワイヤリングといいます。
  • ワイヤリングは、フラワーデザイン用語で、花や茎にワイヤーを施すことで、花材を補強したり、丈を伸ばしたり、デザインするうえで重要なテクニックです。